実名問題に関して思うこと


(1)以前触れたように、ブログの実名への切り替えについては、全く可能性がないわけではないが、現在のところ私はそれを望んでいない。匿名BigBangで言論を行うことが私の希望であり、それに著しい不都合があるとは思っていない。


(2)一方、あれほどの騒ぎであったのだから、私の身元や実名に関心が集まったことは当然だと思うし、それを突き止めた人の行為を法的倫理的に必ずしも非難はできないと思う。(生理的不快感はともかく)また、現在では私の身元に関心のある方は、結果的にはそれを知ることができる状態になっている。これはそうネガティブには捉えていない(そうなるに至った過程はともかく)


(3)一方、その「実名とされるもの」を嫌がらせ目的で連呼し、企業名や関係各社の名称を無意味に書きまくる行為は、「嫌がらせ」であり、関係団体に電話をかけるにいたっては明らかな「脅迫行為」である。


(4)また、その結果知った私の家庭状況や出自を、意味もなく引用して書かれた記事も重大な「嫌がらせ」であり「名誉毀損」であると認識している。

【加筆】
ネットで公開されていることをそのまま書いたという議論もあるが、id:psycho78の記事は事実無根の虚偽の箇所を多々含んでおり、その結果私の人格を傷つけることを一義的な目的としていた。記事を書いた本人は今に至るも正式な謝罪をしていないのみならず、それを正当化し、全く反省の表明を行っていないが、この事実に反した箇所だけでも正規に謝罪すべきである。


(5)公人・準(みなし)公人の論理を悪用して、(3)(4)の行為を正当化しようというid:requiem7の試みは、全く不当であり筋が違う。仮に私の立場が準公人(公人であるという議論は問題外)であったとしても、(3)(4)の行為を正当化することはできない。法治社会にあって、「準公人」全般が発言をするにあたって、何ら正当な疑義がないにも関わらず(3)(4)のリスクを当然のごとく無条件に受け入れなければならないという判例は、私が知る限りないはずである。(あれば正確な引用をもって具体的に指摘して欲しい)意味のない実名連呼による、嫌がらせへの煽動は、今後も様々な手段で粛々として対応するつもりである。



(6)かつての松永さんへの私の批判が、仮に不適切であったとしても、(3)(4)の行為をもって氏の尊厳を攻撃したことは一切ないはずである。従って「報復論」も(仮に報復するに相当の理由があったからといって、報復行為を正当化する気はないが)論理的基盤はないと考えている。まして、「報復する権利」すらないものが、氏の名前を引いて報復を正当化するのは全くもって理に合わない。これは主にid:psycho78への所感である。