ディープインパクト放談


ディープインパクト:管理人
東風君:某厩舎職員




東「なんだか武豊さんの戦略ミスとかって話になってますよ」
デ「らしいね」
東「否定はしないんですか」
デ「いいよ。めんどくさいし」
東「そういうもんですか」
デ「武豊という名前で仕事してるのなら別だけど」
東「ええ」
デ「こっちは馬だから、何を言われても堪えない」
東「はい」
デ「何しろ馬だからね」
東「そりゃそうですね」
デ「ディープを殺してやりたいと思っている人もいるんだろう」
東「はあ・・・」
デ「そして、その気持ちはわからなくもない(笑)」
東「シロッコハリケーンランは印象操作をしている、とか」
デ「うん。その結果があれよ」
東「ディープさんが言うことでもないような」
デ「文句あるの?」
東「ありません。ところでディープさんは2ちゃんねるには書いてますか」
デ「何だよいきなり。書いてませんよ。馬なんだから」
東「言っちゃっていいんですか」
デ「だって書いてるって言ったら、嘘だ、って言われるでしょ」
東「まあそうですね」
デ「だったら、書いていても書いてない、って言ったほうが都合がいい」
東「そういうもんですか」
デ「そういうもんさ」
東「でも印象操作なのかなあ」
デ「印象操作だよ」
東「え」
デ「ディープインパクトがやっているのは紛れもなく印象操作です」
東「そうなんですか」
デ「何だと思っていたの?君は」
東「うーん」
デ「私がやっているのは印象操作以外の何物でもありませんよ」
東「はあ」
デ「ディープのレースを見た人がね」
東「ええ」
デ「ディープが打ち負かした馬はやっぱり弱い馬なんだな、と思わせるのが狙い」
東「それだけなんですか」
デ「単純に言えばそれだけ、俺くらいの馬は過去にもいくらでもいたよ」
東「うーん」
デ「だいたい、全てのオッズは印象操作そのものだと思うけどね」



東「いい機会ですから、個別に総括してもらえますか」
デ「どうぞ」
東「武豊氏はどうですか」
デ「どうって?」
東「なんか、ディープさん、最後が伸びなかったとか言ってましたけど」
デ「らしいね」
東「・・・」
デ「・・・」
東「そんだけですか?」
デ「他に何か?」
東「芝が影響したとかどうか、とか」
デ「そんなこと、まったく興味がない」
東「そうなんですか」
デ「知らないさ、フランスの芝なんか。いちいち下なんか見てないって(笑)」
東「はあ」
デ「芝が深かろうが、馬場が重かろうが構わない。それこそ競馬場の勝手だもの」
東「はあ」
デ「ずっとヨーロッパの馬が勝ってるのはおかしいと批判しただけよ」
東「なるほど・・・」
デ「それってマズイでしょ?」
東「マズイでしょうね」
デ「馬に悪気が無さそうだから、質が悪い」
東「ええ」
デ「ところがそれをマズイことだと思わなかった自称競馬ファンの人々がいたでしょ」
東「つまり、競馬ジャーナリズムのチェック機能がまったく作動しなかった、と」
デ「そういうこと」


いつまでやってるのかと言われるのでこのへんで。

inspired by 鮫島通信「鮫島放談(1)