風評被害とは何か--補足


議論を継続するならエントリーにタイトルくらいつけて欲しいが

売文日誌の
http://d.hatena.ne.jp/j_m_w_t/20060715/1152956401
に関して。


ここも妙な話である。「pligg」にだけ辿り着いてもまるで無意味だったと言う事が
解っていないようだ。重要な事は「ユーザーカルマ→pligg→泉氏の企画」といった
繋がりであって「スラッシュドット→カルマ」とか「pligg→カルマ」という関係性では
確定的に全然ならない。それらが「泉氏の企画とどう関係していたのか」と言う点
がなければ「ウィザードリィ→カルマ」という冗談のような話で十分だった事になる。

(中略)

現実的には泉氏は企画書を出したのであり、その点から考えれば
泉氏の「許可」を取り付ける事は当時それほど難しくなかったと言っていいはずである。


もはや訳のわからない理屈になっている。そういう話ではない。
Pliggの名前を公表し、論理を正当に通し説明するのは泉さんしかできないのである。だから私はしない。私が「解る」「解らない」の話ではないし、ソフトウェア名を「公表しない」ことが責任論になるのは、明らかにおかしい。

私が企画書の公表に関して泉さんの許可をとる(ちょっと苦笑する)くらいなら、それ以前に彼女が責任をもって公表してしかるべきであろう。そして実際彼女は自主的にソフトウェア名を出した。企画書も出した。

この泉さんの行動は評価する。無駄な憶測のいくつかが彼女の公開によって消えた。
そういう話である。


不十分な情報開示とそれに対する不手際の結果として
客観的な事実を例示しただけだ。そして「このような発言の一つ」に煽られていない
というのも妙な話である。


典型的なダブスタである。氏は自分の例示法には至って基準が甘い。
そうした匿名の書き込みの1つを拾ってきて「不十分な情報開示」などと結論付けられるなら、できるなら、あらゆる無責任な書き込みが拾われて自分の持論を正当化するツールとして、議論に活用されることになる。
そもそも「情報開示」をする責任は泉さんにある。

そもそも私は、この発言をあなたが自分の論を有利にするために「引用すること自体が不適切」と判断する。


 「ユーザーカルマ」を梃子としてオウム関連疑惑が「まだ残っている」と表明して
いる事
の方こそリスクとなっただろうとは思うが、まだそう思っていないのだろうか。


私がどこで、そのような表明を行っただろうか。該当の発言を引用していただきたい。


 これも酷い。すでに示された議論に同意しないのならまずはその事を書くべきで
あり、いきなり「該当箇所が示されない」と書くのは「事実の提示」なんかではない。
書くのなら「示されたものはこういったものだが、これこれの理由によって不十分」
と書くべき。そう書かずに「示されない」というのは非常に恣意的な言い分である。


「議論に同意しない」でのはない。正確に行こう。「論点に同意していない」と書いた。
理由は具体的な発言箇所が批判者であるあなたから示されないからである。
記憶する限り、「ユーザーカルマ」に関する私のエントリーが具体的に引用された記憶はない。
従って「示されたものはこういったもの・・」などとは書けない。示されていないと考えているからである。

「示されていないと思ったので」

http://d.hatena.ne.jp/BigBang/20060710/1152518929

で具体的に示して、それを言及した。「酷い」話でもなんでもない。
それとも既に「示していた」のに私がそれを無視して「恣意的」な行為をしたと言うなら、その「示した」箇所を指摘願いたい。
確認して事実ならお詫びする。




 

おおよそ議論を行う場合、いずれもが全く傷つかずに行うことは困難で
ある。無論、無用な混乱や障害は避けなければならないが、それを重要
視するあまり、より重要な問題に関する議論を封殺していい理由はない。

ここが随分異様である。この程度の反論と封殺との距離も解ってはいないらしいが
こちらの論理ではなく人格攻撃まがいの事を言い募ってきたのはどちらの側だろうか。


これもあなたが返される言葉である。「この程度の反論」をもって「人格攻撃」とされるいわれはない。
あなたこそ正当な反論と人格攻撃との距離を見誤ってはいないか。

私はあなたの「人格を攻撃」した記憶はない。あるなら「具体的に」その箇所を提示して欲しい。
私が思い違いをしていたなら、その箇所を確認してお詫びする。

なお、意図としても、人格攻撃をする意志は全くないことを再度申し上げる。