隊長も怒っています。



(引用開始)
19歳の亀田興毅さんが、その人生を賭けて、私たちに教えてくれたこと

実際に、レコード大賞(これも興行系の方の重要な資金源になっている)の日取りをずらしてまで亀田さんの防衛戦を大晦日に企画する、これが何を意味しているのか分かっている人たちの間で、発表直前まで綱引きがあったように思えます。結果として、TBSはあの判定を国民の前に晒すことで回答を出してくれました。

(中略)

これでは何のためにライブドア村上ファンドを摘発したのでしょう。なぜフジテレビやTBSを守る動きを取ってきたのか、捜査当局や情報機関が身体を張って取り組んできたのは何だったのか、市場のみならず証券会社や監査法人、さらには投資ファンド法を改正してまで実施しようと考えている市場の透明性確保に関する議論は何の意味を持つのでしょうか。アメリカのポチと一部から酷評されながらも、日本人の総意として公正な社会を実現するための試みが無駄に終わりつつあることを、たかがボクシングの試合ひとつで証明されたというのは、怒りを通り越して嘆きの境地に辿り着くものであります。

 正直、ことここに及んで日本人は中国人や韓国人の非法ぶりを批難する前に、私らの目の前に、それも手の届くところに深い闇が公共の電波に乗ってやってきていることを深く自問するべきかもしれません。この国の形を維持するために、必死になって守るはずだった肝心の放送業界が、その内側から崩壊したままだったことを。(切込隊長BLOG)

(引用終了)



いいエントリーだ。