2006-12-23 線路は続く 「線路は続くよ。どこまでも」という歌がある。 誰もいない野原にどこまでもどこまでも線路が続いている。まだ見ぬ土地への希望を掻き立てる歌なのだろうが、眠れぬ夜には 永遠に終わらない銀河鉄道に乗せられて暗闇の中、どこともわからぬ場所に 意に反して運ばれていく歌のように思え、夜半にひやりとして目覚めることがある。 ま、私(わたくし)的な話ではあるが。 「線路は続くよ。どこまでも」 「野を超え山超え谷越えて」 そう考えると心なしか、メロディもどこか物悲しいよね。