BigBangの正体?? 序章(続く・・かどうかわからん)

正体とは何か?何を言えばその人の「正体」がわかったことになるのか?これは松永さんを例に出さなくても難しい問題だ。泉さんが散々苦しんでおられるのも、まさにこの問題であろう。

で、私ごときにも、こんなテーマから興味を持ったり心配したりしてくれる人がいるらしい。気色の悪いありがたいことである。


何だか知らないけれど、お前のほうこそ「正体」を明かせなんていう言論が、ちらほら見えるようになってきた。興味があれば、せっかく民主党に行ったんだから、ご一緒した名だたるアルファブロガーに聞いてくれればわかるでしょなんて地蔵さんに本サイトで答えていたんだけれど、どうも地蔵さんの質問の意味はそういうところにはないらしい。


私が何か「特殊な」団体の構成員だったり、S学会の信者だったり、共産党員だったり、「非日本人」だったりすると、一気に話は面白くなるという、「独特のカン」で動いている人たちが彼だけではなく若干いるらしいのだ。


なるほど、そういう目の付け所があるのかと感心するけれど、残念ながらそっち方面の期待には全く答えることが出来ない。野田さんの周辺に言われているような「面白い話」は全くないのである。すみません。


※友人のMr_Rancelotさんなんて「BigBangさんはどういう人」なんてエントリーまで書いてくださった。これは本当にありがたい。書かれている私像は、ちょっと持ち上げすぎだけれど。


元来「党派的なもの」に対してひどいアレルギーを持っている人間である。大学の時には、やはり「BigBang的な記事」を学内雑誌で掲載し、そこである新左翼系のセクトをひどく罵倒した。記事は結構評判になったのだが、それ以来語学の授業が終わると、セクトの、物腰は柔らかいが鋭い目つきをしたお兄さん(とても大学生には見えない)が、教室の入り口で待っているようになった。で、延々と立ち話で議論を仕掛けてくる。君の記事の真意が知りたいと言う。
(今でいうところのブログのコメント欄に強面のコテハンで来るようなもんだね 笑)
さすがに怖くなってきて、それ以来語学の授業に行かなくなった。(それは言い訳だ)


あ、それから雑誌の記事で私のイメージを勘違いして、他所の大学の女の子が訪ねて来るようになった。いやほんとだって。で、会ってみると馬鹿なジョークばかり言う私に幻滅して帰っていった。これも今に続いている傾向がある。いやつまり、どこかで人を失望させていると思う。沢山。

社会人になってシステムの仕事をするようになってから、気がついたら「そっち方面」の人のシステム構築を手伝わされていたことがあった。左翼と反対の方の人だ。朝鮮は絶対に統一させてはならない。大和民族の脅威になるなどと聞かされた。人間的には最高に面白い人だったけれど、結局は合わずに離反した。


とにかく苦しい10代だったので、宗教関係に興味を持った。救いを求めようとした。いろんな教会に覗きに行ったけれど、結局なじむことが出来ずに、相手と言い合いになる。喧嘩する。どこへ行ってもその繰り返し。(苦笑)特定の宗派の信者にはなれなかった。典型的な無信仰者。それでもあえて一番共感を覚えるのは神道だろうか(靖国は除外)

ついでに言うとサラリーマンにもやはりなれなかった。理由は上に同じ・・・って。いや違うな。社会に受け入れてもらえず、終に普通の就職ができなかった。これももう散々書いた。

個人的・政治的な思想のポジションは、ブログにかなりの本数のエントリーが上がっているので、それを見てもらえば、ある程度はわかると思うが、(わかんないかな)最近では前原・前民主党代表の防衛意識が、非常に自分に近いことを書いたと思う。師事を受けた教授の思想が前原さんの恩師、高坂教授に非常に近いことも既に書いた。


組織的政治活動の経験は一切ない。市民運動にも加わったことがない。今後もよほどのことがない限り加わらないと思う。


こう、普通のことを書き連ねてくると、自分には出生を除けば「衝撃的な」遍歴はない。(と思う)特定の政治的団体への所属もない。ドラマを盛り上げられなくて誠に申し訳ない。

まあ、自分のこと語っててもしょうがない。

一方、当然ながら知っていることの全てをブログに書いているわけでもない。まだ書いていないこともある程度ある。それは、残念ながら(何度も言うが)私の所属や思想信条や信仰、人種に関するところにはない。


時として人は、特定の組織や企業、家族のために動くのではなく、生来の傾向によって動くのである。その生来の傾向があるという前提の下に、何かがその人に期せずして突然に訪れることがある。それがその人を動かす。それは誰にもあることだと思うのだが、このメカニズムが感じ取れない人にはわからないのかもしれない。






今言える事はここまでだ。
物事には順番というものもある。


他人への「病的な同調」や「ヒューマニズム」や「正義感」などだけで、1つのテーマにこだわり続けられるものでもない。そこには理由もある。で、その理由はそんなに抽象的なものではないかもしれないではないか。


あ、それから松永さんだとか、R30さんだとか、アルファブロガーの名前ばかり列挙して、私のことを20年以上昔からよく知っている、ある重要な人物の名前を挙げるのを忘れていた。この際ぶっちゃけておこう・・・・と思ったけどやめた。(笑)ごめんなさい。


まだその時期じゃないだろう。