「公共広告機構 CM 『黒い絵』」を観て

背筋がぞっとするような、真っ黒の世界にのめりこんでいく子供の姿・・と見ていると、劇的なオチが。
という外し方で子供の想像力を奪うなと。ふむ。


実際の学校等では、子供の描く絵で、生活背景、生育環境、両親との関係、性格などを判断するというのは、今はどうだか知らないが、普通にやられていたと記憶する。で、僕の場合、ご多分にもれず暗い色を使いすぎるとか、いろいろ言われて結び付けられた。で、それが実際に「暗い色だった」のかどうかは、今では判断できないわけだが、仮にそうであったとしても、それが何か?と思う。


つまり、児童心理学とかそういう深いところはよくわからないが、仮にこのCMのようなオチが用意されていなかったとしても、その「暗い色」を否定しなければいけないというわけではないし、「どこかへ向けて」子供を連れて行かなければならないという訳でもないと思う。


これは、コソボの子供たちが武器しか描くことができなかったとか、そういう話はまた別の話だと思うが。