2006-06-26から1日間の記事一覧

幾千億の自己満足

決して自分の性格の一部にそれがないとは言わないが、人が、億面もなくそれを晒して隠そうとしない様子を見ると、 のみならず、それに得意然としているのを見ると、見てはいけないものを見たように、顔を背けたくなる。 時としてそれは夜中に鏡を覗き込んだ…

幾千億年の孤独

「百年の孤独」と言えば、ガルシア・マルケスの著名な小説だが、手塚治虫の「火の鳥」にこんな話がある。 人類滅亡後の世界。主人公が火の鳥によって「人類再生」というミッションを授けられ、不老不死の体になる。 いくら死ぬことを望んでも、死ぬことがで…